心理療法






EMDRについて

EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対して、エビデンスのある心理療法です。さらに、他の精神科疾患、精神衛生の問題、身体的症状の治療にも、学術雑誌などに成功例がしっかり記述されています。1989年にアメリカでFrancine Shapiroという臨床心理学者が発表して以来、今日までに全世界で40,000人以上の心の専門家(精神科医、臨床心理士など)がこの方法のトレーニングを受け、2,000,000人以上の人が治療を受けています

 

引用:日本EMDR学会

 

現在では、トラウマケアに対する手法として、世界保健機関(WHO)、アメリカ心理学会、国際トラウマティックストレス学会でも推奨されています。

 DARe (Dynamic Attachment Re-patterning Experience)について

アメリカの心理療法家、トラウマセラピストである、Diane Plle Hellerによって開発された、比較的新しい身体志向の愛着アプローチです。このメソッドは、愛着理論、神経科学、トラウマに基づいた療法を組み合わせ、幼い頃に負った愛着の傷(愛着トラウマ)を癒していきながら、幼い頃に置かれていた環境に適応するために身につけてきた、混乱した愛着パターンから、より安全で安定した愛着パターンへと移行させ、再構築し、より健全で幸福な人間関係のつながりを取り戻すことができるようにサポートしていきます。

SE(Somatic Experiencing™)ソマティック・エクスペリエンシングについて

アメリカのPeter Levine博士によって開発され、体系化されたトラウマ・セラピーであり、20年以上にわたって発展を続けている心理療法です。

 

トラウマティックな出来事を体験した際には、本来であれば、身体は一瞬にしてエネルギッシュな状態となり、自分や大切な誰かを危険から護るために、そのエネルギーを使って何らかの行動を取らせようとするはずなのですが、「恐くて何もできなかった」、「その場から逃げたかったけれど、固まってしまって身動きが取れなかった」、「本当は怒りをぶちまけたかったけれど、恐くて何も言えなかった」など、様々な理由でそのような防衛行動を取ることができず、供給されたエネルギーがそのまま体に残ってしまうことがあります。そのため、そのトラウマティックな出来事が過ぎ去っても、身体の中ではいつまでもその出来事が終わったことにならず、イライラ、集中困難、不眠、悪夢、人が怖い、刺激に敏感になるなど、様々な症状が表れるようになり、日常生活に深刻な影響を及ぼすようになってしまいます。

 

SEソマティック・エクスペリエンシング)では、このような観点でトラウマを捉え、トラウマ等の影響によって調整不全に陥っている自律神経に対して、主に身体感覚を通して働きかけ、強いストレスや身体に残ったトラウマによって引き起こされる様々な症状・影響を和らげていきます。それによって、過去の出来事が身体の中でも終わったこととなり、過去に縛られた状態から解放され、今この瞬間を生き生きと生きることができるようにサポートしていきます。

DARe (Dynamic Attachment Re-patterning Experience)について

アメリカの心理療法家、トラウマセラピストである、Diane Plle Hellerによって開発された、比較的新しい身体志向の愛着アプローチです。このメソッドは、愛着理論、神経科学、トラウマに基づいた療法を組み合わせ、幼い頃に負った愛着の傷(愛着トラウマ)を癒していきながら、幼い頃に置かれていた環境に適応するために身につけてきた、混乱した愛着パターンから、より安全で安定した愛着パターンへと移行させ、再構築し、より健全で幸福な人間関係のつながりを取り戻すことができるようにサポートしていきます。

BASE™(Relational Bodywork And Somatic Education™)について

Relational Bodywork and Somatic Education™ (BASE™) は、セラピストが関係性のタッチ、動き、身体指向の介入を用いて、クライアントがトラウマの影響を克服できるように支援する、タッチを用いた身体指向のアプローチです。 BASE™ は、アメリカ身体心理療法協会 (USABP) によって、公式のタッチ モダリティの 1 つとして認められています。

発達性トラウマや衝撃トラウマの治癒において、触れ合いが重要であることを示す証拠が増えています。健全な身体的接触は、健全な感情的なつながりをサポートし、生涯にわたる回復力のある愛着と絆をもたらします。 そのような安定した愛着や絆の形成が、発達上の傷つき、病気、ショックトラウマによって中断された場合や、健康的な絆が十分に形成されなかった場合には、乳児は身体面や人間関係の面において、調整不全、フリーズまたは解離した状態のまま、小児、青年、成人へと成長していく可能性があります。 適切なタッチはまた、痛みや運動面の問題のために日常生活に影響を与えている解剖学的構造の治癒をサポートし、促進します。

BASE™ は 2 つの主要な柱に基づいて構築されています。1 つは、セラピストとクライアントとの間の関係力学です。 幼児と親が交わす生理学的な会話のように、セラピストの洗練された同調のタッチは、クライアントが、出会って、「話を聞いてもらっている」と感じるのをサポートします。 これは、第 2 の主要な柱である、洗練され、同調のとれたタッチによって可能となります。つまり、トラウマ反応による調整不全が持続したままでいる身体器官や組織の中に、洗練されたタッチのサポートによって、フロー、安らぎ、運動性を回復させていきます。

引用:DaveBerger.net/base 

カウンセリングルーム育てあいでは、カウンセリングの中でクライアントの皆様からお話を伺いながら、状況に応じて、下記のような様々な心理療法を柔軟に組み合わせて、対応させて頂きます。

 

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